「食を汝の薬とせん。薬を汝の食とせん。」というヒポクラテスの言葉は、あまりにも有名です。
特に、先進国に生きる私たちの様々な不調は、お薬で治すのは困難。
今や3人に一人とも言われるアレルギーなども、お医者さんからは「上手く付き合っていくしかありませんね。」などと言われてしまいます。
私の仕事は、自然治癒力を復活させるための生活づくりを指導すること。
そのためには、食の改善を含む生活改善が必須です。
といっても、そんなに難しいことではありません。
例えばヒポクラテスの言葉にあるように、まずはお薬の元となったフィトケミカルをもつ植物性の食品を上手く活用することを身につけるだけでも、全く違ってきます。
ということで、今日は1月7日。
ディア・ナチュラルでは、日本の薬膳でもある「七草がゆ」のイベントを行いましたので、その様子を書いてみようと思います。
contents
七草ってなに?
「せり・なずな、ごぎょう・はこべら・ほとけのざ、すずな・すずしろ、春の七草。」
この順に覚えると、なんとなく語呂が良くて覚えやすいです。
1月6日くらいには、スーパーでパックにして売ってあります(笑)
下の写真は、それを購入したものです。
綺麗ですね〜♫
では、それぞれの意味と効果を少しだけご紹介しますね(^^)
せり(水辺の山菜)
「競り勝つ」の意味。消化を助け、黄疸をなくす。
なずな(ぺんぺん草)
「なでて汚れを払う」の意味。視力や五臓に効果あり。
ごぎょう(ハハコグサ)
「御仏体」の意味。吐き気や痰、解熱に効果あり。
はこべら(ヒヨコ草)
「繁栄がはびこる」の意味。歯茎や排尿に良い。
ほとけのざ(タビラコ)
「仏の安座」の意味。歯痛に効く。
すずな(カブ)
「神様を呼ぶ鈴」の意味。消化促進、しもやけに効く。
すずしろ(大根)
「汚れのない純白さ」の意味。健胃、咳止め、神経痛に良い。
こんな感じです。
「昔の人々は、縁起を担ぐ意味と体を整える意味との両方を目的として、七草を選んだのだなぁ。」と、感心します。
白米よりも断然玄米!
さて、七草のことがわかったら、とにかくまずは「七草がゆ」を作ってみましょう!
ということで、まずはおかゆを炊くわけですが、ディア・ナチュラルは食材にはうるさいです(笑)
「一物全体」の考え方に則って、できるだけそのままの食材を使いたいわけで・・・
お米はもちろん、玄米です(^^)v
当然無農薬栽培、できれば有機栽培のものをお選びくださいね。
玄米は外皮を削りませんので、農薬を使って育てたものでは農薬ごと食べることになってしまいます。これでは、何をやっているかわかりません。
いつも通りに炊いた玄米で、おかゆを焚き始めます(*゜▽゜)ノ
コトコトとじっくり2時間くらいかけて、まずはおかゆを仕上げてしまいましょう。
私は最初に出汁をとり、味はつけずに出汁だけでコトコト焚きます。
つまみ食いしたくなる衝動は、まだガマン(笑)
美味しそうにおかゆが出来上がったら、塩を使って味を整え、そこに刻んだ七草を投入♫
出来上がり
どう?
おいしそうでしょ(´∀`艸)♡
このほか、お漬物や海苔、梅干しなどで玄米七草がゆを楽しみました。
粗食って、いいですね❀
みなさまが本来の健康美を取り戻し、10年後は、今よりずっとキレイに健康にいられますことを祈って☆
今日もありがとうございます。
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杉原 美保

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